戦争の遺物

摩周湖を後にして中標津まで帰る途中で、計根別という集落の近くで牧草地に変わった形の構築物があったので、車を降りて見に行きました。
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分厚いコンクリート製の頑丈な構築物ですが、作られてからかなりの年数が経っているようです。
最初は何なのか分からなかったのですが、太平洋戦争中に計根別に飛行場があったということを思い出して、その遺物であろうと推測しました。
帰ってから調べてみると、計根別第一飛行場の跡地で、構築物は掩体壕(えんたいごう)といって飛行機を敵の攻撃から守るための格納庫でした。
1942年から1944年にかけて延べ30万人を動員して作られたそうで、その中には3千人の連行された朝鮮人もいて、過酷な重労働を強いられたとのこと。
のどかな酪農地帯に残された戦争の遺物は、過ぎ去った歴史を思い起こさせるための遺跡の一つとしてきちんと保存される必要があると思いました。
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by kitanonezumi | 2009-10-28 22:06 | 旅行


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