22日から今日まで根室、網走地域に行ってきました。
曇りと雨のあいにくの天気で、写真を撮る機会が少なかったのが少し残念でした。
そんな中で、中標津から清里へ抜ける途中で神の子池を見ることが出来たのは幸運でした。
国道から逸れて2㎞ほど砂利道の林道を行くと、トイレのある広場(駐車場)があります。
木々に囲まれてひっそりと神の子池がありました。
神の子池は摩周湖と地下でつながり、一日12000tもの水が湧き出ていると案内板にありました。
流れ込んでいる川が無いのに、水が勢いよく小川となって流れ出しているのは、池の地下から湧き出しているのでしょう。
それほど広くない池ですが、水の透明度がとても高くて、何本もの倒木が沈んでいるのがはっきりと見えます。
話には聞き、多くの写真でも見ていましたが、たしかに池の底の一部が鮮やかなコバルト・ブルーです。
何故このような色になっているのかとても不思議ですが、そのためにいっそう神秘的に思われます。
もう少しゆっくりと見ていたかったのですが、「熊に注意」の看板に脅されるように、心を残して国道へ引き返しました。