阿吽-東大寺 南大門金剛力士像

南大門の両側から恐ろしげな顔をした大きな木像が門を通る人を睨んでいます。
小学校の教科書で見たことのある、かの有名な運慶、快慶たちが彫り上げた金剛力士像です。
1203年に造立された2体の像は、高さが8m以上もある巨大さで、木像彫刻としては世界一だそうです。
残念ながら、目の細かな金網に囲まれた薄暗い場所に置かれているため、はっきりとした写真は撮れませんでした。
しかしながら、雰囲気だけは写し取れたと思うのでアップします。
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寺院の表門を守る金剛力士像は、神社の入り口や境内などにある狛犬と同じように、阿(あ)と吽(うん)の表情をしています。
上の写真は口を開けて、「あ」と言っているようなので、阿形像です。
で、下の写真は口を閉じて「うん」と言っている、吽形像です。
気のあった二人が「阿吽の呼吸」で、仏敵からお寺を守っているのですね。
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それにしても、躍動感に溢れる造形美はミケランジェロに代表される西洋彫刻にひけをとらない見事さです。
金網越しでなくて、直にじっくりと見たいと思うのは私だけではないはずです。
それに、狭いところに800年以上も閉じこもっていては、役目とは言え金剛力士さんも息がつまるのでは?などと思ってしまいました。
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by kitanonezumi | 2010-11-12 22:22 | 旅行


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