ダライ・ラマ14世

大仏殿の見学を終えて外に出ると、大仏殿の正面に大勢の人だかりができていました。
赤と黄の法衣をまとった人たちが介添えを受けて出てきました。
偶然チベット仏教の最上位者であるダライ・ラマ14世(敬称をつけるとすれば法王、または猊下)の東大寺参拝に出会ったようです。
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1989年にノーベル平和賞を受賞された有名人をじかに見られるとあって、ミーハーな私は他の大勢の人と一緒に後を追いかけました。
なんとか写真をと思ったのですが、何分にも子どもを抱きながらの撮影には限界があって、ほとんどまともに撮ることが出来ませんでした。
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1935年生まれということですから75歳の高齢なのですが、とてもエネルギッシュな印象です。
そうでなくては、1950年の中国のチベット武力制圧以降60年も敢然と闘ってはこられなかったでしょう。
でも、笑顔はとてもにこやかで穏和な感じでした。
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山伏のような装束をしたお坊さんが、ホラ貝を吹き鳴らしながら先導していました。
真剣にホラ貝を吹いている横顔が意外と若いことになんとなく感銘を受けました。
東大寺はいちおう華厳宗の本山ということですが、奈良・平安時代には宗派の区別は厳しくなかったようで真言・天台宗なども入っていたようです。
仏の道に仕え、人々を幸せに導く思いは同じなのですから、現在のように宗派にこだわっているのがおかしいのかもしれません。
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by kitanonezumi | 2010-11-16 23:09 | 旅行


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