懐かしの遠鉄電車

私が浜松に住んでいたのは中学、高校の4年間だけでしたが、遠鉄電車は思いで深いものの一つです。
自宅から高校へは約4km足らずの道のりで、ママチャリで自転車通学をしていました。
自転車で4kmはそれほど遠くはないのですが、高台にあった高校への途中に急な坂があって、そこを登るのが一苦労でした。
朝、始業時間を気にしながら、息を切らして急な坂道でペダルをこぎ続けるのはかなりつらい記憶で、今でもたまに遅刻しそうな夢をみます。
そのころの遠鉄電車は奥山線という路線もあって、高校の近くにも停車場があり、電車で通学する生徒も少なからずいました。
家計が苦しい我が家では電車通学は許されず、体調がひどく悪いなどの特別なことがない限り電車には乗れませんでした。
実家の近くの駅には西鹿島まで行く路線が走っていて、その上を走る電車は鮮やかな赤色の車体で、赤電車とよばれていました。
今度の帰郷でほんとうに久しぶりに遠鉄電車に乗ったのですが、スマートな近代車両になっていても車体の色は変わらず赤いままでした。
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もう一つ大きく変わっていたのは、市街地部分は高架になっていたことです。
路面電車なみに市街地の真ん中を走ることから、踏切事故が頻発して死亡事故も少なくありませんでした。
私が浜松を離れた年に奥山線は廃止されてしまったのですが、鹿島線は高架になって生き残ることになったようです。
通勤ラッシュを過ぎた時間の車内は、高架を走る都会の電車でありながら、ローカル鉄道に近いのどかな雰囲気がただよっていました。
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by kitanonezumi | 2011-05-07 23:42 | 旅行


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