現代の豆腐売り

”ぱ~~~~~~~~~~~~~・ぷ~~~~~~~~~~~”とのラッパの音が、
ごく自然に”と~~~~~~~~~~~~~・ふ~~~~~~~~~~”と聞こえるようになったのは、
昭和35年(1960)に浜松へ引っ越してしばらく経ってからのことです。
毎朝6時ころに”ぱ~~~~・ぷ~~~~~”のラッパの音で目覚めて、外を見ると自転車の荷台にトタンの箱を載せた豆腐売りが通り過ぎていきました。
都会ではこういう商売があるのだなと感心したものです。

北海道に住むようになって以来、絶えてその音色を聞くことはなかったのですが、
先月に訪れた浜松で、かつて歩いた道路を散策している時に思いがけずに聞くことができました。
自転車ではなくてリヤカーに発泡スチロールの箱を載せ、幟を立てて若い人がラッパを吹きながら歩いていました。
最近こうした形で移動販売をする豆腐屋さんが、東京などで増えているそうですが、浜松でも見かけるとは思いませんでした。
昭和30年代を象徴するような豆腐売りが、現代の都会に復活しているのを目の当たりにして、新旧のスタイルの変化に時代の差を感じました。
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ちなみに現在の江別では週に1回くらい、汽笛を鳴らして軽自動車の石焼き芋屋さんが団地内を巡回していくのと、
不用になったテレビなどの家電品を回収して歩く廃品屋がたまに来るくらいです。
どちらも風情というよりもせわしなさを感じて、私としてはあまり好きにはなれません。
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by kitanonezumi | 2011-05-15 23:03 | 旅行


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