聖恩碑

札幌の大通り公園西5丁目にきわだって高い柱のような石碑が立っています。
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彫られている文字は「聖恩無疆」
昭和11年に北海道で行われた陸軍大演習の時、昭和天皇をお迎えした記念に、昭和14年に建立されたとのことです。
と同時に、この碑はこの碑は昭和12年の市営水道の通水開始をも記念しているそうです。
それで、恐ろしげな顔をしたレリーフの口から噴水が出ているのが肯けます。
このレリーフは中国の南北朝時代の北斉の武将である蘭陵王が、戦いに臨んでつけた仮面とのことです。
美しい顔立ちの蘭陵王は、そのままでは軍に威令が及ばないので、竜をかたどった仮面をつけることで威厳を高めという逸話が元ネタのようです。
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この石碑の制作者が、北大のクラーク博士の胸像を制作した田嶼碩朗(たじま・せきろう)です。
「聖恩」と「水道の通水記念」と「蘭陵王」の組み合わせがとても興味深く感じます。
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by kitanonezumi | 2011-07-06 22:45 | 札幌


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