函館、常盤坂

「函館どっく前」から「十字街」へ向かって行く途中にある坂の続きです。
前回の「姿見坂」の次にあるのが「常盤坂」です。
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「はこだて歴史散歩」(北海道新聞社編)によると、江戸時代の後期、この坂の上に大石忠次郎という人の屋敷に大きな松の木がありました。
その松の緑から「常盤町」という町名が生まれ、坂を「常盤坂」と呼んだとのことです。
坂に向かって左手に古い蔵があります。
建てられた当時は立派だったと思われますが、かなり修理の手がみられますが、今は使われていないようです。
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函館は何度も大火を経験していることから、土蔵や石造りの蔵が多いのだと思われます。
それらが古いままに残されているので、いろいろと面白い建物を見ることが出来ます。
元町界隈の寺院や洋館を見物するのに飽きたら、古い民家を見て回るのも一興かと思います。
下の写真の倉庫も、いかにも古色蒼然としていて、面白い表情をしています。
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和洋折衷(?)の洒落た住宅もたくさんありますが、多くはリフォームの手が加えられています。
その様子に盛衰の流れを感じますが、この後どれくらい保つのでしょうか。
現在の函館の経済発展は五稜郭や美原地区などの西の地域に移っており、
末広町など、このあたりはほとんど時の流れが止まっているようですので、もうしばらくは取り壊されることはないのかも知れません。
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by kitanonezumi | 2012-04-03 22:40 | 旅行


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