浅草六区・六芸神

浅草寺境内が「浅草公園」と命名され、明治17年(1884年)に一区から七区までに区画されました。
この時浅草寺裏に池を造り、池の西側と東側を築地して第六区となり、見せ物小屋等が移転し歓楽街を形成しました。
以来、昭和30年代まで劇団や映画館、演芸場などが建ち並ぶ娯楽の中心地として栄えました。
その一角に六体のブロンズ像が「六芸神」として祭られています。
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それぞれ浅草にゆかりのある実在の人物をモデルにしているとのことです。
みんなでどれが誰かをあてっこしましたが、私は唄神と演神しか分かりませんでした。
左から唄神(うたいがみ)…東海林太郎、奏神(かなでがみ)…田谷力三(アコーディオンを弾いている)
    話神(はなしがみ)…古今亭志ん生、戯神(おどけがみ)…大道芸人(氏名不詳)
    演神(えんじがみ)…榎本健一、踊神(おどりがみ)…水の江瀧子(紅一点。踊り子の扮装)
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私も名前だけは知っている有名な「ロック座」です。
その実態は、最大手にして現存する最古参のストリップ劇場です。
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こちらも有名なストリップ劇場だった「フランス座」です。
演技の幕間にコントを演じていたのが渥美清、坂上二郎、ビートたけしなど後に名をなした人たちです。
そして、無名時代の井上ひさしが劇場座付き作者をつとめていたことでも知られています。
現在は「浅草フランス座演芸場東洋館」として、漫才と漫談、落語の興行が行われています。
繁栄した浅草六区も昭和30年代後半からの高度成長とテレビの普及によって衰退を続けました。
今は映画館、劇場はことごとく閉館し、僅かに残った演芸場が当時の面影を残しているだけです。
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by kitanonezumi | 2012-11-19 22:18 | 旅行


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