岩瀬から富山市内への戻りには、運河遊覧観光船の富岩水上ラインで富岩運河を上りました。
乗船した観光船は、今年の3月に就航したばかりの新造のソーラー船でした。
富岩運河は、富山湾の岩瀬港(富山市岩瀬)から富山市湊入船町までをつなぐ、全長5.1kmの運河です。
1934年(昭和9年)に完成した当初は水運が目的でしたが、戦後は陸上交通の発達のために利用されなくなりました。
そのため埋め立てられることも検討されましたが、富山県は観光資源として活用することにしました。
水が流れているわけではないので、風が吹いていない時には水面は鏡のように静かです。
すぐ側に住宅地が広がっており、河岸は遊歩道が整備されていて、水に親しむ環境になっています。