通勤電車-クハ711

クハ711型電車は国鉄がまだ分割民営化される前の昭和42年(1967)に、北海道向けとして開
発されたそうです。昭和43年に小樽-滝川間が電化されたときに走り始め、翌年の昭和44年に
札幌-旭川間が全線電化されてからは急行列車としても運行され、当時の最新鋭の電車だった
とのこと。(国鉄711系電車
しかしながら、私が平成11年に札幌に転勤になって初めて電車通勤をした時には、既にその老朽
ぶりは否めず、車両の設備も古くて快適性は低かった。冷房はなくて扇風機が天井で回っていた
が、満員の車内では暑い空気をかき回しているだけで、汗が吹き出るのを我慢せざるを得なかっ
た。窓も小さくて立っている者には車窓の景色を眺めることが出来ないなど、できれば乗るのを敬
遠したい電車だった。
その後、冷房をつけたりドアを3ヶ所にしたりの改良が施されて、今でも昼間の空いている時間帯の
普通列車などとして使われているが、古い車両から廃車が進められているそうである。何年か後に
はクリーム色のラインが入った赤い電車の姿が見られなくなると思うと、愛惜の気持ちが湧かない
でもない。人間の気持ちって複雑ですね。
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(Canon EOS 30D,SIGMA Apo 70-300mm DG MACRO)
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by kitanonezumi | 2007-01-14 21:54 | 乗り物など


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