無意根山にて-雪の造形

山スキーに夢中になっていた頃、月に1,2度、学生時代の恩師から山行のお誘いがあって、それを待ちかねていそいそと出かけたものだった。
結婚して2年目の冬だったか、無意根山へのお誘いがあった時のことだった。折悪しくかみさんが風邪を引いて熱が少しあった。どうしようかと
少しのためらいはあったものの、山の魅力には抗し難く私は出かけた。その時のかみさんの恨めしそうな顔も、山に入ったらすっかりと忘れて
無意根山の深い雪と素晴らしい雪質に酔いしれた。
既に40年近くの歳月が流れた今でも、かみさんはそのことをしっかりと覚えていて、折にふれて嫌みを言い、子供達にもそのことを話している。
多分、死ぬまで言われることだろう。
無意根山で出会った雪の造形。木の根株に何度も何度も雪が吹きつけて、その度に大きく成長していったものと思われる。自然の弛まぬ営み
の結果である。
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(NikonosⅡ、35mm f2.5)
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by kitanonezumi | 2007-02-13 23:11 |


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