風見鶏-「シベールの日曜日」

風見鶏とは鶏をかたどった風向計として、主にヨーロッパの教会堂や住宅の屋根の上に取り付けられている。実際は風向計としてよりも魔除け
として取り付けられることが多い(from Wikipedia)。自宅から駅までの行き帰りに、煙突の上に付けられている風見鶏が見えて、いつも気に
なっていた。ようやく近くまで行って写真に収めることができたが、なんと風見鶏ではなくて風見鶴であった。鶏の代わりに折り鶴が風向きを教
えている。後ろの踊り子の飾りも洒落ていて、その家の人のセンスが伺われる。
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風見鶏で思い出すのはフランス映画「シベールの日曜日」だ。1962年に作られた映画だけれど、見たのは昭和39年(1966)の学生の時だった。
モノクロの映像がとてもきれいで、写真として飾っておきたいシーンが沢山あった。そういえば、フランス映画が全盛期のころにはほとんどがモノ
クロだったもんね。主役の女の子(パトリシア・ゴッジ)がインドシナ戦争のトラウマを持つ記憶喪失の主人公(ハーディー・クリューガー)に、教会
の屋根の風見鶏を取ってくれたら自分の本当の名前を教えると言ったことが、悲しい結末につながってしまう。映画の中で教会を象徴する(?)
小道具としての風見鶏がとても印象的で、記憶に残っている。
(Canon EOS 30D,EFS17-85mm IS、PLフィルター使用)
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by kitanonezumi | 2007-02-20 21:56 | 街の風景


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