自転車の運命

積雪が少ないせいか、例年よりも雪解けが早いピッチで進んでいる。積もっていた雪の下からいろんな物が出てくる。自宅の近くで自転車が何台も
雪の中から顔を出していた。現代の若者が物を大切にしないことの表れか、または盗まれて乗り捨てされたのか。いずれの場合でも苦々しく、そして
悲しい気持ちにさせられる。大麻は自転車の盗難が多い。我が家でも4,5年前に玄関先に置いてあった自転車が盗まれたことがあった。鍵をかけて
いたのにである。幸い、半年くらい後に警察から見つかったとの連絡があった。
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盗まれた自転車から連想して、1948年に作られたイタリア映画の「自転車泥棒」を思い出す。ヴィットリオ・デシーカの監督による名作である。
長い失業の末にやっと見つけた仕事に必要な自転車が盗まれてしまう。警察に行ってもまともに相手にしてもらえず、息子と一緒にあちらこちらを
探し歩くが見つからない。疲れ果てた二人の姿。罪の意識もなく気楽に他人の自転車を失敬する現代の自転車泥棒達に見せてやりたい。
(Nikon Coolpix E995)
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by kitanonezumi | 2007-03-10 23:08 | 街の風景


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