”トマトが赤くなると医者が青くなる” これは野菜博士として知られていた、そして敬愛して止まない相馬暁さんが口癖のように言っていたことだ。
その教えを守って我が家でも毎年、何株かのトマトの苗を買ってきて庭に植える。ただし、作物栽培について講釈だけは達者な人間が世話を
するものだから、なかなか思ったように上手くはいかないのが常だ。それでもめげずに今年も8株のトマトを植えた。日陰になる時間があるので
生育はおそいけれど、先月の中頃より少しずつ花を咲かせて小さな実がついてきている。
トマトの花は小さくて一見、地味な感じではあるが、クローズアップで見ると花弁が跳ね上がって、華麗な踊り子のようだ。毛深いのがやや難点か^^
蕾のうちはまさに毛むくじゃら、でも陽の光を浴びて光っている。
GX100の楽しみは1cmまで寄れるマクロ撮影だが、ピタッとピントの合った写真を撮るのが難しい。オートフォーカスの合焦に時間がかかり、
その間に被写体が風で揺れたり、カメラを持つ手元が前後したりしてピントがずれがち。三脚を使えばいいのだろうが面倒だ。結局、枚数勝負だ。
(Caplio GX100)