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ハイイヌガヤ

今日で9月も終わりです。2007年も残すところ3ヶ月となりました。10月になると、普通の年だといつ初雪が降ってもおかしくないのですが、
せめてもう少しの間、暖かい日が続いて、心静かに秋を楽しみたいものです。

今日も野幌森林公園で撮った写真で引っ張りたいと思います。
歩く距離が短く一番手軽に園内を回れるのは、桂コースからユズリハコースを経て出発した大沢口に戻るルートだと思います。広葉樹が
多く、林床の植物も多彩で、沢や小川、池もあって豊かな自然を楽しむことが出来ます。また、このルートには名の通りユズリハが多いの
ですが、それ以上にハイイヌガヤがたくさん生えています。
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ハイイヌガヤ、別名エゾイヌガヤはイヌガヤの多雪地帯の変種で、幹が這うのでハイイヌガヤと言うそうで、私は灰かと思っていました。
今回、森林公園を歩いて、イヌガヤに実がついているのを初めて見ました。
ハイイヌガヤ_e0100772_21584036.jpg

若い実は緑色で、少しずつ色づいていきます。
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実が完熟すると赤紫色となり、甘くて食べられるとのことです。鳥や獣の良い餌になるのでしょう。
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(Caplio GX100)
by kitanonezumi | 2007-09-30 22:04 | 自然散策


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