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開拓村Ⅱ

今日は昨日よりもさらに秋が深まった感じがします。
一日中、木枯らしが吹き、午後からは時雨れていました。江別の最高気温は18.5℃で、午後7時には9.7℃と10℃を下回りました。
玄関先に出してあったブーゲンビリアの鉢を慌てて室内に取り込みました。この様子では初霜も間近いのかもしれません。

今日は昨日に続いて「開拓の村」へ行った時に撮った写真をアップします。
わずか一週間前にはかんかん照りの汗ばむ陽気だったのが嘘のようです。
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(Caplio GX100)
旧小川家酪農畜舎です。大正末期にアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築されたものです。サイロは札幌軟石で造られています。
レンガ造りのサイロとは違った趣があり、ずっしりとした重量感があります。
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旧平造材部飯場。大正後期に道北地方の御料林内に建てられた造材飯場を再現したものです。
造材飯場は、伐木・造材に携わった山子や集・運材作業に従事した藪出し、馬追いなどが山中で寝泊まりした小屋です。
造材は馬そりが使える冬に行われたことから、積雪の重みに耐えられるようにつっかえ棒がしてあるのですね。板壁一枚だけというのが、いかにも寒そうです。
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旧青山家漁家住宅。 青山家は、安政6年(1859)山形県から渡道し、小樽沿岸を中心に鰊建網などを経営した漁家です。
居宅である番屋をはじめ網倉、船倉など多くの施設が軒を連ねています。造材飯場と比べると、その豪華さが際だっています。
ニシンが捕れている間は、漁業がいちばん儲かっていたことがわかります。
by kitanonezumi | 2008-09-26 23:21 | 建物など


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