朱鞠内湖

先週、所用で幌加内町に行ったついでに少し足を延ばして朱鞠内湖を見てきました。少しといっても40kmもあるので、それなりに時間がかかりました。
紅葉に映える湖を見たかったのですが、ほとんど落葉して残っている紅葉もあまり鮮やかではなかったのが残念でした。
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これまでも美深町などの道北の町へ行くために、国道275号線を走った時に朱鞠内湖を横目で眺めてはいましたが、湖畔に出たのは初めてでした。
日本でいちばん面積が広い人造湖とのことですが、ダムはそれほど大きくはなく、周囲の様子を見ても自然の湖のような印象でした。
ダムの横の小高い丘に、大きな殉職者慰霊塔が建てられていました。
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ダムの建設工事は昭和16年に着工し、延べ数百万人の労働者を動員した突貫工事の末に18年に完成しました。時は太平洋戦争の真っ最中で、
いわゆるタコ部屋に入れられた日本人と、強制連行した朝鮮人や中国人たちに対して、極めて劣悪な環境で過酷な労働が強制されたそうです。
現在までに200名以上の犠牲者が判明しているとのこと、大きな慰霊塔はそのためのものでした。
慰霊塔の前面にはちょっとそぐわないのではないかと思われる碑文が填め込まれていました。
そして、誰が置いたのでしょうか、ナナカマドの赤い実がそえられていました。
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by kitanonezumi | 2008-10-21 22:33 | 旅行


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