カテゴリ:風景( 128 )

農業試験場と白樺並木

中標津にある農業試験場は昭和2年に設置されて以来、根釧地域の開拓・発展とともに歩んできた。敷地の中を縦断する道路の両側に白樺が
植えられ、やがて見事な並木となって四季折々の姿が町の人達に愛されてきた。苗木の時から数えると既に樹齢80年に近く、弱って倒れる木も
増えてきた。役場では代わりの若木を間に植栽し、世代交代の時期も遠くないと思われるが、今しばらくは頑張って欲しい。
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農業試験場の庁舎も14年に場所を移して新築され、元の庁舎は取り壊される運命のところを、町の人達の力で町づくり活動の拠点として「伝成館」
の名で今しばらくの間、命を長らえることとなった。経済的合理性のもとで古いものが次々と姿を消していく中で、幸せな建物である。
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(平成14(2002)年2月6日、Nikon Coolpix E995)
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by kitanonezumi | 2007-02-22 22:45 | 風景

冬景色

気象庁が発表した1月の天候によると、「全国的に高温、北日本と北陸以西の日本海側で記録的な少雪」であったとのことだ。なんと北陸
地方の1月の降雪量は平年比3%とは、ほとんど降っていないに等しいのでは。1961年からの統計で最も少なかったということで、夏の
水不足が心配になる。
その半面、「急速に発達した低気圧による暴風、高波、大雨、北海道の大雪」がもう一つの特記すべき事項で、北海道のオホーツク海側や
太平洋側東部では大雪となり、大きな被害が発生したとのこと。記録的な少雪の要因として、寒気の南下が少なかったことと、エルニーニョ
現象によって南からの暖気が入りやすかったことが上げられている。
まだ冬の半ばではあるけれど、今年の冬の気象は異常であると言えるのではないかと思う。生活のことを考えると、あまり雪が多いのは困
るけれど、少なすぎてもまた心配の種になる。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのか?やはり、冬は冬らしいのが一番なのでしょう。
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(Pentax SP,SMC-Takmar 50mm)
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by kitanonezumi | 2007-02-01 23:03 | 風景

爆弾低気圧に備える

台風並みに発達して、全道的に激しい雨や風雪をもたらした低気圧がやっと東へ去りました。テレ
ビではしきりと「爆弾低気圧」という表現を使っていましたが、確か、この表現は刺激的すぎるので
使わないようにして、代わりに「非常に発達した低気圧」とすることを気象庁が昨年の秋くらいに発
表したと思います。そうなったら俄然はりきって使い出すのがマスコミの常というわけですね。

いずれにしろ、太平洋側や道東、オホーツク海側で停電や家屋、農業施設へ大きな被害をもたらし
たが、特に強風による被害が多かったようですね。地球温暖化に伴う異常気象として、台風や低気圧
の規模が大型化し、雨や風も激しくなると言われていますが、昨年の秋に道東で鮭鱒定置網や
農作物に大きな被害を与えた低気圧と同く、今回もその現れと考えられるのかもしれない。
これからは何十年に1回の豪雨や強風ととらえるのではなくて、毎年でも起こりうると考えて、それ
に備える必要があるのだと思います。
「備えあれば憂いなし」です。

写真は、2004年の1月8日に今回と同じような非常に発達した低気圧が道東地方を襲った前日の
夕方に見られた風景で、カラスたちが地上に降りて群れています。やがて来る猛吹雪を察知して避
難しているのではと思われました。
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(Pentax Optio S)
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by kitanonezumi | 2007-01-09 23:48 | 風景

自然体の大晦日

後1時間半ほどで2006年が終わって2007年となります。札幌の大通公園では年越しのカウント
ダウンが行われるという。テレビでは恒例の紅白歌合戦をやっているけれど、見たいという気になら
ない。そう、大晦日といっても普段の生活とさして変わることなく過ごしています。強いて探せば、部
屋の掃除を少し念入りにして、カレンダーを掛け替えたことぐらいか。
子供達が小さい時には、それなりに特別な日として大晦日の気分を味あわせ、12時まで起きてい
ていいことにした。大抵は11時半頃までには我慢できずに寝てしまっていたけれど。それぞれが
成人して独自の過ごし方をするようになってからは、成り行きで過ごす大晦日になっている。感性
が鈍くなってきているのかもしれません。
今年も社会的には聞くのも不快な出来事が多く、低気圧や竜巻による災害もあったけれど、水稲を
はじめ各作物の出来は良かったのはせめてものことだ。とりわけ、道産米の評価が上がったことが
うれしい出来事だ。私的には36年間の勤務に終止符をうったこと、4月からの新たな職場で暖かく
受け入れてもらえたことが今年の最大のトピックであるが、おおむねは淡々と一年が過ぎた感じが
する。
とまれ、社会のルールとして年が変わって、過ぎたことをリセットし、新年に期待することに逆らう気
はないので、来年こそいい年であることを願いたい。
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by kitanonezumi | 2006-12-31 23:06 | 風景

冬の中山峠

今日も札幌は雪でした。この調子ではたぶん根雪始め(長期積雪の始め)は12月2日ということになるのでしょう。積もった雪が春まで融けない状態を根雪といいますが、気象用語では根雪の代わりに「長期積雪」という言葉を使い、「積雪が30日以上連続して存在した時の継続日数」と定義されています。その間に無積雪日が5日以内はさまれていても連続していると数えられます。
そのため、根雪(長期積雪)となったかどうかは、30日以上たってからでないと分かりません。とはいっても長年、北海道に住んでいるとこの積雪が根雪となるかどうかは、おおよそ感じで分かります。札幌での平年値が12月4日ということなので、今年の根雪始めが2日というのも妥当な線だと思われます。
当たるかどうかはさておき、私としては長期積雪などという無粋な言葉よりも、根雪と言った方がしっくりすると思うのですが。

札幌からニセコへは国道230号線を行くのが最も近道です。40歳くらいまではスキーが楽しくて冬もそれほど嫌いではなかった。中山峠は標高が高いこともあって、麓よりもずっと早く雪が積もり、札幌近郊では一番早くスキー場が開かれました。

天気がいい日には、中山峠から羊蹄山が良く見えます。
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羊蹄山の左手には尻別岳が見えます。
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(Pentax SP)
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by kitanonezumi | 2006-12-05 21:38 | 風景

霧の朝

今日は早朝から濃い霧が街をすっぽりと覆い、駅までの道も霧の中でした。視程が約100m。通勤で急ぐ人がシルエットとなり、車の尾灯が浮かび上がっています。
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本格的な冬に入る前の今の季節は、天気がめまぐるしく変化します。霧が消えて陽が射したかと思ったら、俄に雲が広がって雨となり、間もなく霙から雪に変わる。雪降りがしばし休んでいる間にうっすらと雪化粧した藻岩山が霞をたなびかせた姿を見せてくれました。
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(Pentax Optio S)
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by kitanonezumi | 2006-11-29 22:39 | 風景

空からの夕焼け-日高の山脈

平成13年から15年まで3年間、中標津町へ単身赴任をしていました。出張や盆・正月の帰省などで、平均して月に1回は中標津と札幌を往復していました。自家用車で1往復、都市間バスを札幌から中標津まで利用したのですが、飛行機の速さと便利さとは比較になりません。普段は見ることのない空からの眺めもおおきな魅力でした。可能な限り窓際に席を確保して、1時間の飛行時間中、あきずに窓の外を眺めていました。年に何回かは素晴らしい晴天と眺望に恵まれることもあって、一人、快哉をあげたこともありました。
今では国内で見ることが出来ないYS-11です。64人乗りで座席は非常に窮屈で、エンジンとプロペラの音も大きく、決して乗り心地はよくありませんでしたが、戦後の国産旅客機ということで親しみはありました。
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YS-11の後継機として現在も飛んでいるDHC8-300の”すずらん”です。運航会社がエアーニッポンからエアーニッポンネットワークに代わってから採用された機種です。座席数は56と少ないのですが、座りやすい座席と荷棚もついていて、YS-11よりも快適な機内です(比べては可哀想か?)。また、主翼が機体の上部についているので、どこの座席からも下がよく見えます。
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丘珠空港から中標津への夕方近くの便に乗っている時に見ることが出来た、空からの夕焼けです。白く冠雪している日高の山脈がアーベント・ロートに彩られていました。こんな素敵な眺めを目にすることが出来て、ほんとうにラッキーでした。
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(Nikon Coolpix E995)
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by kitanonezumi | 2006-11-15 22:09 | 風景

早春の網走を旅して

今年の4月に網走方面に行ってきました。泊まった旅館の窓から網走港が一望できました。早朝、エンジン音に起こされて外を見ると、朝日の中を漁船が出港していきました。陽が昇りきってすっかり明るくなるまで海を眺めていました。
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9時前には港に戻ってきている船がいました。
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藻琴にある網走原生牧場から知床連山がくっきりと見えました。冬にはこの浜にも流氷が打ち寄せるそうです。
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斜里から清里へ向かう途中で、斜里岳の雄姿を見ることが出来ました。
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(Nikon Coolpix E995)
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by kitanonezumi | 2006-11-01 22:33 | 風景