<   2011年 04月 ( 23 )   > この月の画像一覧

樹の中の祈り

昨日に続いて、支笏湖畔のホテルに展示されている瀧口政満氏の彫刻です。
フクロウは瀧口氏が作品の中でも数多い対象で、その神秘的でかつ野性的な風貌をいろいろな技法で多彩に表現されています。
私も機会があれがぜひ一体を求めて身近に眺めていたいと思います。
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マントを風になびかせて静かに春を待つ少女の像にも心をひかれます。
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先に亡くなった佐藤忠良さんの彫刻に、どことなく通じるものがあるような気がします。
しかしながら、鑿の一打ち、一打ちに想いと祈りを刻みつけたようなタッチに独特の迫力があります。
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エントランス・ホールの正面に置かれたオブジェ、
これにも樹の中に秘められていた、強い無垢の祈りを感じさせられます。
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by kitanonezumi | 2011-04-30 23:34 | 旅行

シマフクロウ

26日から所用で東京へ出て、ついでに浜松まで足を伸ばして母親に会ってきました。
道内では薄手ながらコートが必要でしたが、東京では半袖の人も多くて既に夏の気配でした。
その旅の話はいずれアップしたいと思いますが、
今日は24日に泊まった支笏湖畔のホテルに飾られていたシマフクロウの木彫です。
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大人の背丈よりも高くて、その大きさもさることながら、まるで本物のような迫力が溢れています。
阿寒湖に住む瀧口政満氏の作品と思われます。
泊まったホテルの系列が阿寒湖にもあって、瀧口氏のギャラリーが開設されて多くの作品が展示されています。
かつて中標津に住んでいた頃から何度か訪れて、樹の中に埋もれていた形を彫り出したような、独特の造形にうたれました。
その作品の多くは瀧口政満彫刻作品集「樹のなかの音」に掲載されていますので、機会があればぜひご覧ください。
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by kitanonezumi | 2011-04-29 22:01 | 旅行

早春の支笏湖

昨日から今日にかけて支笏湖へ一泊の小旅行に行ってきました。
今週末から大型連休が始まって混むだろうと予想し、少し早いかと思ったのですが行楽を先取りしました。
支笏湖畔には15時過ぎに着いたのですが、日曜日の午後というのに観光客とおぼしき人影はまばらです。
そういえば、福島原発事故が発生してから中国や韓国など多くの国からの日本観光がキャンセルされたとのこと。
その影響が支笏湖への観光にも及んでいるものと考えられます。
湖岸にはたくさんのハクチョウ型のボートが所在なげに繋がれていました。
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湖の対岸には、まだ頂きに雪を残した風不死岳が見えます。
林の木々もまだ裸のままですが、蕾が膨らんできたのか、すこし赤みを帯びているような感じです。
湖岸沿いの道路から離れた湖水の中に人影が見えました。
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望遠を一杯にして写してみると、どうやら釣りをしているようです。
冷たい風の吹く中で、さらに冷たい湖水に膝までつかって、ずいぶんと熱心なことです。
ヒメマスの解禁は6月ですから、それ以外のニジマスやサクラマスを狙ってのルアーフィッシングですね。
見ているこちらの方が寒くなるようで、早々に宿所に引き揚げました。
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by kitanonezumi | 2011-04-25 21:41 | 旅行

タイヤ交換

スタッドレスタイヤを夏タイヤに交換する作業も、北海道の春の風物詩の一つです。
気の早いせっかちなひとは3月下旬ころから、平均的には4月の上旬から中旬にかけてタイヤを履き替えます。
我が家も先々週に、自宅前の道路でタイヤ交換の作業をしました。
スタンドへもっていってやってもらえばタイヤ4本で3千円くらいはかかるので、たいていは自前でやります。
家族総出でタイヤ交換をしているほほえましい光景も見られます。
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暖かくなったとはいえ、峠などではまだ雪が降りますので、遠出をするにはまだ冬タイヤが必要です。
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by kitanonezumi | 2011-04-23 23:23 | 人物

フキノトウ咲いた

幾重にも包まれていた花の蕾が恥ずかしそうに顔を出し始めています。
本当の開花は小さな花の蕾が開いて、雄株だと雄しべが伸びて、雌株だと白い毛のような雌しべが出てきます。
雌しべが受精して種子が出来るとタンポポのような綿毛が開きます。
「とうがたつ」は漢字では「薹が立つ」と書き、「薹」は「蕗の薹」から来ているようです。
フキノトウは蕾のうちは独特の風味で珍重されますが、花が開いてしまうと食用にはなりません。
食べるための適期を越してしまった状態を「とうがたつ」とは、実に言い得て妙な表現だと思います。
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今まさに炎が燃えさかっている火災現場を目前にして、火を消そうと躍起になっている消防士のやり方が悪いと批判し難癖をつけている人たちがいます。
今なにより大事なのは火を消すことであって、消防士の足をひっぱったり、辞めろということではないのです。
批判したい気持ちはわかるけれど、それは消火した後でゆっくりとしたらいいことです。
批判だけして事態の収拾に役立つ行動をしていない人に、あなたがやればもっと上手に消火できるという保証があるのかを聞きたいです。
未曾有の災害に対して、口では一致団結を唱えながら、その実は権力争いに利用している人たちは、本当に醜いと思います。
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by kitanonezumi | 2011-04-22 23:55 | 自然散策

エゾエンゴサクが咲いてました

昨日、公民館での週に一回の囲碁教室からの帰り道、いつもの沢筋でエゾエンゴサクが咲いているのを、この春になって初めて見ました。
今年は雪融けが遅かったので、花壇ばかりでなく野の花が咲くのも遅れているようです。
咲き始めたとはいえ、花が十分に開いておらず、まだ多くは蕾です。
また、なぜかいつもの年よりもエゾエンゴサクの株数も少なくてがっかりです。
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こちらの株も下の花は開いていますが、上の方はこれからです。
下から順に咲いていくということが良く分かります。
空色または天色(あまいろ)の花の色がとても好きで、毎年の春の楽しみです。
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by kitanonezumi | 2011-04-21 23:22 | 自然散策

お犬さま

ぱっと見、おばあさんが孫を乳母車に乗せて散歩しているのかと思いました。
よく見ると、お犬さまが鎮座ましましていました。
ペットは心の拠り所といわれますが、とりわけ核家族化による老人世帯では、ペットは孫より可愛いのかもしれません。
憎まれ口をたたかないし、小遣いをくれともいいませんしね・・・ 041.gif
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by kitanonezumi | 2011-04-20 22:32 | 人物

信濃神社

インターネットで「信濃神社」と検索すると、意外にも札幌市厚別駅の近く信濃神社しか出てきません。
明治14年に長野県からの入植者が厚別に入って開墾に取り組みました。
明治15年に故郷の諏訪大社より分霊を受けて小さな祠を建てて祀り、明治30年になって社殿が創建されましたた。
それから80余年の歳月を経て老朽化が進んだため、昭和53年9月に現在の社殿が建てられたとのことです。
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周囲を住宅やビルに囲まれた境内ですが、参道もきれいに整備、手入れが行き届いた様子で、氏子の信奉が厚いことが伺われます。
それにしても、日本人は神社が好きですね。
全国、何処へ行っても、小さな集落にも必ずと言っていいほど、神社や祠があります。
最近では少なくなったと思われますが、かつては多くの住宅にも神棚がありました。
日本人の本性の部分に神=神社が刷り込まれているように思われます。
ただし、葬式の時にはお寺が圧倒的で、そこがまた面白いと感じられるところです。
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by kitanonezumi | 2011-04-18 23:00 | 建物など

4月も半ば過ぎの雪

昨日は夕方から秒速10mを超す強い北風が吹き荒れていました。
今朝になって外を見ると、なんと雪景色です。
犬たちの朝の散歩の時にも霰が降っていました。
さすがに午前中に道路や庭の土の上に積もった雪は消えてしまいましたが、
4月も半ばを過ぎたのに、今さら雪が降るなんて、あまり記憶にない天気です。
大きくなり始めたチューリップも、時ならぬ降雪に驚いたことでしょう。
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江別のアメダスによる未明の気温は0.5℃と3月並みで、日中も5℃まで達しませんでした。
真冬なら気温がプラスなら暖かいと感じたのですが、春になってのこの低温はひとしお応えます。
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by kitanonezumi | 2011-04-17 21:50 | 自然散策

伝統的狛犬

信濃神社には、もう一対の狛犬があります。
昨日アップした現代風の狛犬の先代にあたります。
頭部の彫り込みの深さに比べて、胴体部分は模様もほとんどなくて、ずいぶんとすっきりしています。
しかし筋肉が浮き出ているようながっしりとした前脚など、力強さがよく表れているように見えます。
表情もなかなか迫力があって、阿の像は「あ・・」ではなくて、巻き舌で「がるる・・」と吠えているようです。
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こちらは吽の像ですが、「うん」というよりも、下唇を噛み締めて「んんん・・・」と言っているようです。
このような表情の狛犬を私は初めて見ます。制作者のオリジナリティーなのだと思われます。
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私は信仰のない人間ですが、狛犬をはじめ神社仏閣にある彫刻などにはとても興味を覚え、機会がありが見ることにしています。
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by kitanonezumi | 2011-04-15 21:27 | 建物など