ドクダミの花に虫がやってきて花粉か蜜を食べています。
ドクダミは特有の臭いがするので嫌がる人が多いのですが、虫としては臭いは無視できるのでしょう。
まさに「蓼食う虫も好き好き」ですね。
このところ、
南木佳士という作家にはまっています。
きっかけはテレビで「
阿弥陀堂だより」という映画を見たことで、えもいわれぬほど心をうたれて、原作本を読んでみました。
それから「エチオピアからの手紙」、「ダイヤモンドダスト」、「冬物語」・・・と次々に読んでいます。
たぶん、私がまだ2,30歳ほど若かったらこんなにのめり込んで読まなかったかと思います。
著者の考え方や言いたいことなどが、しみじみと胸に響く歳になったということでしょうか。
飾らない言葉で素直に心情を吐露しているように思える著者に、等身大の親しみを感じて、ずっと昔から知っていたような気持ちになります。
まだ読んでいない本が何冊も残されているので、もうしばらく楽しむことができます。