イヌサフラン

地表に突然花の蕾が顔を出し、そのまま花茎が伸びて淡い藤色の可憐な花が咲きます。
葉の無い植物かというとそうではなくて、翌春に葉だけが出て夏には枯れてしま何ともおかしな花です。
イヌサフラン、またの名をコルチカムといい、球根や種子にはコルヒチンという毒性の強い物質が含まれているそうです。
少しの雨風で倒れてしまう弱々しい見かけに似合わず、とても丈夫で耐寒性も強くて放っておいても毎年きちんと花を咲かせます。
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花が咲く時には葉が無く、葉がある時に花が無いところから、この花を「葉知らず花知らず」とも言われると覚えていました。
しかしネットなどで調べると、彼岸花(曼珠沙華)も葉と花が別々の時に生えるために「葉知らず花知らず」と呼ばれていることを知りました。
府県では「葉知らず花知らず」というと彼岸花を指すのが普通だそうですが、北海道では彼岸花は自生していないので、その呼び方が伝わっていなかったのですね。
イヌサフランも彼岸花もお彼岸の頃に咲くので、生態的に似ているのかも知れません。
by kitanonezumi | 2009-09-29 22:31 | 植物


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