平成53年(1978)10月に職場の旅行会で日高を回って十勝川温泉で宿泊しました。
翌朝、十勝川の千代田堰堤で行われていたサケ漁を見学しました。
堰堤の下流に木製の柵を作って遡上してくるサケを追いこんで捕獲していました。
現在は堰堤に魚道が設置されて、その下でクレーンに吊った網で捕獲しているので、柵はありません。
柵で捕獲したサケを雄と雌に分けて生簀に入れ、こちら側の岸に曳いてきてコンベアでトラックに移し、ふ化場に持って行って卵をとります。
苦労してのぼってきたサケには自然産卵をさせてやれずに気の毒ですが、効率的なふ化・放流による安定した漁獲のためには止むを得ないことです。
写真の小父さんがつかまえているのは大きな雌ですね。