札幌、円山動物園の人気者だったゾウの花子さんの在りし日の写真が出てきました。
平成19年(2007)の1月28日に訃報が伝えられました。60歳だったとのことで、人間の年齢に換算すると百歳を超える大往生でした。
上の写真は昭和61年(1986)の秋に子どもたちへのサービスで、動物園に連れて行った時に撮ったものです。
亡くなった歳から逆算すると39歳で、壮年期を過ぎて老年期にさしかかった頃かと思われます。
円山動物園へは今年も行きましたが、やはりゾウのいないと少し寂しい気がします。
ワシントン条約による輸入制限と、日本動物園水族館協会のゾウ管理基準で雌雄を一緒に飼うことが求められているため、
ゾウを新たに迎え入れるのは非常に難しいそうです。
これからの子どもたちには、生のゾウを見る機会は滅多に無いのかもしれません。