キク科はもっとも進化し、もっとも分化している植物とされています。
世界ではおよそ950属2万種、日本では約70属360種のキク科植物が知られているとのこと、その数が多いことに感心させられます。
つまり、よくいえば植物界での成功者、悪く言えば地球上のあらゆる所にはびこっている植物です。
観賞用では花の直径が30cmにもなる大菊や、小菊の懸崖仕立てなどたいへんな世話と技術を必要とするものもありますが、
我が家ではほとんど手をかけることなく放置して、それでも秋になると律儀にきれいな花を咲かせるものばかりです。
それでも、いつの間にか品種の数が増えて、多彩な色と形で楽しませてくれます。