10月のことを神無月といいます。これは全国の神々が出雲の国に集まるために留守にするからです。
その一方で、出雲では神々が集まるので「神在月(または神有月)」といいます。
出雲に集まった神々の宿舎となるのが出雲大社の十九社(西と東)です。
(向こう側の小さな社は釜社(かまのやしろ)で、食物全般にわたって司る神の御座所です。)
全国の津津浦々から八百万(やおよろず:沢山の意味)の神々が集まってくるのですから、宿舎も大きくなければなりません。
檜皮葺の屋根には苔が生えています。
いずれは修造されて葺き替えられるのでしょうが、順位は後のようですね。