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定山渓での水棲生物調査

昭和41年(1966)、大学の3年生だった時のことです。道道1号小樽定山渓線がまだ整備されておらず、細い砂利道の時代です。小樽内川にダムを造る計画があって、今で言う環境アセスメントの一環なのでしょう、川に生息する水棲動物の種類と数を調べる依頼が動物教室に来ました。また道路の側溝などに生息していたエゾサンショウウオの数も調べて欲しいとのことです。
教室の助手の方がその仕事を引き受けて、その手伝い(名目は動物研究の実習)として、私と同級生のN氏の二人が駆り出されました(もしかしたら、アルバイト代を貰っていたのかも知れませんが、記憶にありません)。1回目の時に調査の手ほどきを受け、次からはもっぱら二人が10日ほどおきに数回の採集調査に行ったと思います。
まだ自動車などは高嶺の花で、教室には125CCのバイクがあるだけでした。原付免許を持っていた私が運転しN氏が後ろの座席の二人乗りで、札幌から定山渓の奥の方までの片道約50kmほどを調査用具を背にとことこと行ったものです。調査が終わった帰りに、定山渓で旅館に頼んで温泉に入るのが楽しみでした。むさ苦しい風体をした若い男が二人、湯上がりのてかてかした顔でバイクに乗っているのを見た人は、どう思ったのでしょうか?いま考えるとおかしいです。

小樽内川です。雪解けによる大水の後で河原が少し荒れていました。
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川の底をすくって水棲動物を採集しました。
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遠くに見えるバイクで通いました。
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(Olympus Pen S)




調査に疲れたら川原で昼寝をしました。
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道路の側溝でサンショウウオの卵を数えました。
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採集した卵の一部は教室に持ち帰って飼育しました。
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by kitanonezumi | 2006-10-31 23:02 | 学生時代


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