白川郷の次に金沢市にある兼六園に行きました。日本3名園の一つに数えられ350年以上の歴史がある兼六園はさすがに見応えがありました。なにより、植えられている樹木の珍奇さに目を引かれ、古木そうぜんたる趣に過ぎ超し歳月の重さを感じました。
赤松の巨木が市街を見下ろす崖っぷちに聳えています。
地表に露出した根が、木の命を支える血管のように見えました。
差し渡し20メートル近くも枝を広げる黒松、何本もの杖をついた老人のようですが、葉の色はまだまだ瑞々しい。
根上がり松。土を盛り上げた所に若い松を植え、成長後に土を取り除いたとのことで、人工的にこのような姿の松を作り上げたようです。巨木が土俵入りをしているみたいです。
(Nikon Coolpix E995)