先日、室内の窓際に置いてあったクジャクサボテンが一輪だけ花を咲かせた。昨年はもっと数が多かったけれど、その後の世話が十分ではなかった
のかもしれない。一輪だけでも精一杯に咲いている花を写真に収めた。一見、派手な感じに見えるけれど、マクロレンズを通して逆光で見たらとても
鮮やかな赤色がいっぱいに広がっていた。この赤色をなんて呼んだらいいのかと、「色の手帖」(小学館発行)を開いたら、「紅赤」(あざやかな黄み
の赤)と記されている赤にピッタリだった。こんな上品で暖かそうな色彩に包まれたなら、身も心も温かくなって優しい気持ちになれそうだ。
(Canon EOS 30D、EFS60mmF2.8MACRO)