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ハウチワカエデ-天狗のうちわ

先日、北大植物園の横を歩いていたら、変わった花を咲かせている樹を見つけた。写真に撮ってから、図鑑で調べたらハウチワカエデだった。
葉の形が天狗のうちわに似ているので、この名がついたとのこと。植物学者もいい加減なのか、それとも遊び心なのか。命名の由来を聞けば
愛着がわいて忘れにくいかも知れない。大学時代の恩師が、「名を知るは愛の始まり」とよく言っていたが、人でも、植物でも、動物でも同じだ
ろうと思う。「ゲド戦記」でも真実の名がいかに大切であるかが書かれていた。
ハウチワカエデはメイゲツカエデとも呼ばれ
ている。秋の名月のもとで葉影がひときわ映えるからだそうだ。また、この花が終わった後、ブーメランのような実がつくらしい。その時にまた
写真に撮りたいものだ。
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(Pentax Optio-S)
by kitanonezumi | 2007-05-31 21:29


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